アルツハイマー型認知症と老人ホーム
家族の介護ではどうしてもおいつかない・・・。
これ以上は家族が倒れてしまう・・・。
アルツハイマー型認知症患者がいる家庭では、そんな悲鳴が
聞こえてくることが多いです。
在宅介護が難しいのであれば、老人ホームへ入所されるのも
一つの手段だと考えます。
老人ホームと一言で言っても、アルツハイマー型認知症の症状や
状態によりさまざまな施設があります。
特別養護老人ホーム
24時間介護が必要な状態で、自宅でのケアが難しい方の施設。
介護療養型医療施設
看護や治療行為がより必要とされる方の、医師や看護師が常駐する施設。
介護老人保健施設
ある程度アルツハイマー型認知症の症状が安定しており、リハビリを
行える状態の方の施設。
ケアハウス
軽費老人ホームで自立性を尊重した、軽介護を必要とされる方の施設。
ある程度、家族が補えたり、なるべく家で介護したいが手が
行き届かない場合は、老人ホームへ入所されるのではなく、ケアサービス
というものを利用されることをおすすめします。
やはり、ご家族が傍に居ると居ないとでは、居た方が患者さんにも
良いと考えられます。
訪問介護
ホームヘルパーが定期的に身の回りのお世話などしてくれる。
訪問看護
看護師などが、療養上のお世話や必要な診療のお手伝いをしてくれる。
訪問リハビリテーション
理学療法や作業療法など、必要なリハビリを行ってくれる。
デイサービス
日帰り型老人ホームで、入浴、食事の提供や身の回りのお世話をしてくれる。
ショートステイ
家族が出張など都合が悪く介護を短期間できない場合の短期入所施設。
さまざまな施設やサービスがありますので、ご家族の負担軽減のためにも
利用検討されてみるのもよろしいかと思います。