アルツハイマー型認知症の注意点

アルツハイマー型認知症の注意点

高齢化社会の日本にとって切っても切れない関係である
アルツハイマー型認知症。早期発見が最善の治療ともいえる
このアルツハイマー型認知症ですが、症状を見逃さないための
注意点は何があるでしょうか。

アルツハイマー型認知症は、βアミロイドという成分がまず脳の
側頭葉の海馬という短期記憶の役目を果たす場所の脳神経細胞を破壊し、
徐々に脳全体の細胞を破壊、そして脳を萎縮させ、脳の働きを低下
させていくことが原因と考えられています。

アルツハイマー型認知症の前兆注意点として、軽い物忘れ、うつ症状、
睡眠障害、幻視などが現れることがあるようです。この時点で、病院で
診察を受けていただければ、アルツハイマー型認知症の進行を過度に
進めないようにできます。

アルツハイマー型認知症ではなくても、なんらかの病気の可能性が高いので、
このような症状が出てきた場合、直ぐに病院に行かれることをおすすめします。

そして次段階注意点は短期記憶障害です。
最近起きたことを覚えていられなくなったり、いつもと同じ道、
知っている道なのに迷ってしまったり、徘徊を繰り返すようになったり、
数分前のことも覚えていられないような状態になったりします。

アルツハイマー型認知症は、放置していると確実に進行していきます。
そして、本人に自覚症状がないことが多いのです。

周りの人が、上記注意点の症状を見逃さずに、初期の段階で病院で
診察を受けてもらうようにしましょう。注意点の症状だけではなく
大切な家族を守るため、おかしいなと思った時点で病院へ行きましょう。