アルツハイマー型認知症になりやすい人

アルツハイマー型認知症になりやすい人

βアミロイドと呼ばれるタンパク質が脳神経細胞を壊し、
脳の働きを徐々に鈍らせていき脳が萎縮して進行すると
言われているアルツハイマー型認知症。

高齢者の4人に1人がアルツハイマー型認知症を発症している
といわれています。

では、アルツハイマー型認知症になりやすいタイプとは
どんな人なのでしょうか。

一般的に、高齢者はアルツハイマー型認知症になりやすいと
いわれています。

年齢を重ねる毎に脳の細胞が減っていくわけですから、
高齢になればなるほど、若い人より脳細胞が少ない分、
アルツハイマー型認知症の発症リスクが高まり、進行していく
事は言うまでもありません。

その他にも高血圧・糖尿病・高脂血症などの生活習慣病は
アルツハイマー型認知症になりやすいとも言われていて、
脳卒中、脳梗塞を起こしたことのある人、運動をしない人、
偏食の人、頭を使う趣味がない人、喫煙者、ストレスをためている人、
肥満の人等は特に高齢になった時アルツハイマー型認知症に
なりやすいといわれています。

アルツハイマー型認知症は特に女性がなりやすいとされていますが、
女性の方が平均寿命が長く、結果的に患者数が多いというだけで、
特に女性だから発症しやすいというわけではないそうです。

アルツハイマー型認知症を予防するには、血流循環が良くし、
酸素を脳に良く運び、普段から脳を良く使い活性化する事が
必要とされています。

つまり、定年退職した後に家でゴロゴロしている男性、
息子の嫁と同居をはじめて家事をしなくなった女性など、
脳を使わなくなるとアルツハイマー型認知症になりやすい
という事になります。

アルツハイマー型認知症にならないためにも、生活習慣を整え、
脳の活性化に努めましょう。