若年性アルツハイマー型認知症

若年性アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症は高齢者だけに限らず、若い人にも
発症することがあります。

若ければ十代から発症することがあり、発症の若年性は年々深刻を
増しているそうです。

60歳以下のアルツハイマー型認知症を若年性アルツハイマーといいます。
原因は高齢者のアルツハイマー型認知症と同じといわれていますが、
若年性アルツハイマーは事故で頭を強く打つなどによる後遺症や
遺伝で起こることもあります。

若年性アルツハイマーはアルツハイマー型認知症と症状は同じです。
軽い物忘れから始まり、ずっとやってきた仕事のやり方、会議や
アポイントメントなどの時間管理ができなくなったり、家族や職場の
人間、職場の場所までもわからなくなったりするため仕事も続けられなく
なったりします。

若年性アルツハイマーは全国で10万人もの患者がいるといわれています。

「自分や家族はまだ若いし大丈夫。」

と楽観視せず、少しでもおかしいなと思われたら病院を受診するように
してください。

現在はアルツハイマー型認知症完治の特効薬も治療法も確立されては
いませんが、早期発見であれば症状緩和は望めるのです。

初期では頭痛やめまい、不眠症、不安感や倦怠感、そしてうつ状態
にもなります。ストレスだろう、過労だろう、と勘違いしたまま
放置しないよう、注意が必要です。

アルツハイマー型認知症を発症すると自己中心的になったり、
前より頑固になったり、周りの人への気配りが出来なくなりますので、
おかしいなと思ったらそのような症状がないかも確認してください。

アルツハイマー型認知症は進行性の病気ですので、早期発見と早期治療が
重要です。