アルツハイマー病かなと思ったらすぐ病院へ

アルツハイマー病かなと思ったらすぐ病院へ

認知症は老化による物忘れではなく、れっきとした脳の病気なのです。
「老化だし仕方ない」と考えるのではなく、直ぐに病院で受診する必要があります。

認知症の原因には様々ありますが、高齢化社会で寿命が延びてきている昨今、
最も多いのがアルツハイマー型認知症です。

アルツハイマー型認知症は、脳の中にβアミロイドという成分が溜まりだし、
そのβアミロイドが脳細胞を破壊し、徐々に破壊活動が脳全体に広がって行き、
破壊されたことにより脳の機能が停止しはじめ、細胞という中身を失った脳が
縮んでいくことが原因とされています。

アルツハイマー型認知症は徐々にですが確実に進行していき、自然治癒することも
ありません。残念なことに、現段階では特効薬がなく、完治する治療法も見つかっては
いません。しかし、進行を遅らせたり、症状を緩和させる治療は徐々に進んできています。

まず、大切なのはおかしいなと気づいた時点で病院へ連れて行くことが大切です。
本人の自覚症状がほとんどないと言われるアルツハイマー型認知症ですので、
周りの方が病院へ連れて行くことが必要となってきます。

アルツハイマー型認知症の前触れとして、知力低下・軽度の人格変化・不安感・
うつ症状・睡眠障害・幻視・妄想しはじめるなどがあります。

ストレスじゃないかと軽くみず、これらがはじまった時点で、病院へ行きましょう。
アルツハイマー型認知症ではなくても、別の病気の可能性もあります。

早期発見、早期対応がアルツハイマー型認知症にとって大切なことになります。
まず、病院へいき、適切な対応・治療を行い、今後のことを相談しましょう。